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ご挨拶

第42回日本脊髄外科学会を、2027年6月24日(木)、25日(金)に、兵庫県姫路市の“アクリエひめじ”で開催させていただきます。6月26日(土)は日本脊髄外科学会共催の脊髄外科教育セミナーを合わせて行います。

歴史的に本学会は、1986年に「脳神経外科医が脊椎脊髄疾患について討議する全国的な研究会」として始まり、現在までに「脳神経外科診療における脊椎脊髄外科領域を代表する学会」として発展してきました。日本脳神経外科学会の認定分科会の一つとして、脊椎脊髄疾患に関する学術活動だけでなく、国内外の関連学会・団体との連携協力を進めてきた経緯があります。多くの先人達の努力によって築き上げてきた本学会を、いかに将来を通じて継承・発展させていくかが重要な使命と考えています。今現在、私たちが行っている治療、手術方法など、どういう経緯を経て現在に至っているのか。これからNeurospineを学ぶ若い先生方にも理解をしてほしい内容だと思います。疾患の病態そのものには昔と比較し、大きな変化はないはずです。治療方法は一概化されるものではなく、患者様の年齢、ADL、併存疾患、患者ならびに家人の希望などを総合的に勘案し、多様な治療方針や術式から決定されるべきものと考えます。さらに新しい診断技術や治療法はどういったものなのか?こういったことが命題になると考えます。よって、第42回の本会のメインテーマは“歴史と発展History and Revelopment”と致しました。

姫路市は、兵庫県の南西部、播磨平野の中央に位置し、古くから交通の要所として栄えた街です。1993年に日本初の世界文化遺産に登録され、別名「白鷺城」とも呼ばれる美しい姫路城が代表的な観光名所です。城のお隣の好古園では、精緻に手が施された庭園を鑑賞できます。少し足を伸ばせば映画「ラストサムライ」のロケ地となった書寫山圓教寺もございます。この機会に是非訪れられるのもいいかと思います。

この学術集会が、日本ならびに関係各国の、Neurospineの継承・発展につながる会になることを、心より願います。皆様のご参加をお待ち致します。

会長
第42回日本脊髄外科学会

会長

下川 宣幸(医療法人 三栄会 ツカザキ病院 脳神経外科)