第14回日本臨床栄養代謝学会九州支部学術集会開催終了のご報告
2023年9月23日(土)JR博多シティ JR九州ホールにて現地開催、10月2日(月)~ 10月31日(火)オンデマンド配信を実施し、盛会裏に終了いたしました。
参加登録者数は、累計で511名と多数のご参加をいただきました。これもひとえにご参加いただいた皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
所属より判断した職種別参加者は、医師・歯科医師 52名、管理栄養士 179名、看護師 135名、薬剤師 103名、言語聴覚士 13名、理学療法士12名、作業療法士 3名、臨床検査技師 9名、歯科衛生士 3名、その他(不明)2名でした。
本学術集会では、メインテーマを「どうする?高齢者の栄養管理 ~サルコペニア・フレイル対策~」として教育セミナーを企画いたしました。
教育セミナー1は西岡心大先生(長崎リハビリテーション病院 教育研修部/栄養管理室)に回復期リハビリテーション病棟患者では低栄養が広く認められ、病棟選任栄養管理士を要に多職種協働型栄養サポートにより栄養状態やサルコペニア改善のため「攻め」の栄養管理が重要であることを示されました。
教育セミナー2は、肥後 大基 先生(医療法人社団ゆみの 重症心不全管理部門 部長 わかばハートクリニック 副院長)に高齢心不全患者の栄養管理について、心不全診療ガイドラインに基づき、心不全診療の現状と栄養管理の考え方について示していただきました。
教育セミナー3は、川口 巧 先生(久留米大学医学部内科学講座 消化器内科部門 主任教授)に肝硬変診療ガイドラインに基づいて栄養管理のエビデンスやNAFLDの病態進展予防として食事・運動療法の重要性について示していただきました。
特別講演は、中牟田 誠 先生(国立病院機構九州医療センター肝臓センター)に「長寿からみた栄養学」として、人類の食生活の変遷、長寿をもたらしうる食生活について具体的に大変興味深い内容を示唆されました。
ランチョンセミナー(共催:株式会社大塚製薬工場)では、江田 陽一 先生(医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 集中治療センター)に、ICUにおける多職種チーム医療の構築と管理栄養士の役割、早期栄養管理加算取得 への取り組みについて、ご自身の臨床経験に基づきチーム医療の重要性について示されました。
一般演題は、10題の口演発表していただき、いずれも質の高い内容でした。限られた時間でしたが、活発な質疑応答が行われました。
JSPEN指定演題(Web講演)として、松井亮太 先生(公益財団法人がん研究会有明病院 胃外科、JSPEN 将来構想委員会)より、JSPEN将来構想委員会 若手会員による「JSPEN-U45」活動の概要について示していただきました。
本学術集会にご参加いただいた多くの皆様に日常診療や栄養管理等において有益な情報を得ることができれば幸いに存じます。
ご講演、ご発表いただいた講師や演者の皆さまや司会・座長の労をおとりいただいた先生方に心より感謝いたします。
最後に、本学術集会開催に際し、多大なるご協力ならびにご厚情を賜りました各企業等の皆さまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
参加登録者数は、累計で511名と多数のご参加をいただきました。これもひとえにご参加いただいた皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
所属より判断した職種別参加者は、医師・歯科医師 52名、管理栄養士 179名、看護師 135名、薬剤師 103名、言語聴覚士 13名、理学療法士12名、作業療法士 3名、臨床検査技師 9名、歯科衛生士 3名、その他(不明)2名でした。
本学術集会では、メインテーマを「どうする?高齢者の栄養管理 ~サルコペニア・フレイル対策~」として教育セミナーを企画いたしました。
教育セミナー1は西岡心大先生(長崎リハビリテーション病院 教育研修部/栄養管理室)に回復期リハビリテーション病棟患者では低栄養が広く認められ、病棟選任栄養管理士を要に多職種協働型栄養サポートにより栄養状態やサルコペニア改善のため「攻め」の栄養管理が重要であることを示されました。
教育セミナー2は、肥後 大基 先生(医療法人社団ゆみの 重症心不全管理部門 部長 わかばハートクリニック 副院長)に高齢心不全患者の栄養管理について、心不全診療ガイドラインに基づき、心不全診療の現状と栄養管理の考え方について示していただきました。
教育セミナー3は、川口 巧 先生(久留米大学医学部内科学講座 消化器内科部門 主任教授)に肝硬変診療ガイドラインに基づいて栄養管理のエビデンスやNAFLDの病態進展予防として食事・運動療法の重要性について示していただきました。
特別講演は、中牟田 誠 先生(国立病院機構九州医療センター肝臓センター)に「長寿からみた栄養学」として、人類の食生活の変遷、長寿をもたらしうる食生活について具体的に大変興味深い内容を示唆されました。
ランチョンセミナー(共催:株式会社大塚製薬工場)では、江田 陽一 先生(医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 集中治療センター)に、ICUにおける多職種チーム医療の構築と管理栄養士の役割、早期栄養管理加算取得 への取り組みについて、ご自身の臨床経験に基づきチーム医療の重要性について示されました。
一般演題は、10題の口演発表していただき、いずれも質の高い内容でした。限られた時間でしたが、活発な質疑応答が行われました。
JSPEN指定演題(Web講演)として、松井亮太 先生(公益財団法人がん研究会有明病院 胃外科、JSPEN 将来構想委員会)より、JSPEN将来構想委員会 若手会員による「JSPEN-U45」活動の概要について示していただきました。
本学術集会にご参加いただいた多くの皆様に日常診療や栄養管理等において有益な情報を得ることができれば幸いに存じます。
ご講演、ご発表いただいた講師や演者の皆さまや司会・座長の労をおとりいただいた先生方に心より感謝いたします。
最後に、本学術集会開催に際し、多大なるご協力ならびにご厚情を賜りました各企業等の皆さまには、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
第14回 日本臨床栄養代謝学会九州支部学術集会 大会長 福泉 公仁隆