会長挨拶
第14回日本臨床栄養代謝学会九州支部学術集会 会長 福泉 公仁隆 独立行政法人国立病院機構九州医療センター臨床研究センター 医療管理企画運営部長 消化器内科 |
このたび、第14回日本臨床栄養代謝学会九州支部学術集会の会長を拝命いたしました国立病院機構九州医療センターの福泉公仁隆でございます。2023年9月23日(土曜)JR博多シティ9階JR九州ホールにて開催いたします。歴史と伝統ある本学術集会の大会長を担当させていただきますことを大変光栄に存じております。このような機会を与えていただいた大脇哲洋支部長、支部世話人・会員および関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。本会が成功するよう鋭意準備を行っておりますので、ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
この2年間、本学術集会は新型コロナウイルス感染症禍のためWeb開催となりましたが、2023年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症2019は感染症法上も5類に緩和されたこともあり、今回は感染対策を十分に講じて集合型で開催いたします。教育セミナー、特別講演においては、日々の栄養管理に役立つ内容を提供できるよう準備しております。一般演題においては活発な質疑応答ができることを希望いたします。
本学術集会のメインテーマは「どうする?高齢者の栄養管理 ~フレイル・サルコペニア対策~」といたしました。特別講演には、国立病院機構九州医療センター 肝臓センター部長 中牟田 誠 先生にお願いいたしました。中牟田先生は、腸内細菌叢とその代謝産物の研究結果より、腸内細菌と臓器相関や老化について興味深いご講演を賜る予定です。
教育セミナーは本会のテーマに関連して3題の講演を予定しています。講師にはそれぞれの分野で第一人者の先生にご講演をお願いしました。教育セミナー1は長崎リハビリテーション病院 栄養管理室 西岡心大先生に「どうする?回復期病棟における高齢者の栄養管理」、教育セミナー2 は 国立病院機構九州医療センター 前循環器センター統括運営部長、現在 わかばハートクリニック副院長 肥後太基 先生より「どうする?高齢心不全患者の栄養管理」、教育セミナー3は久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門 主任教授 川口 巧 先生に「どうする?高齢肝疾患患者の栄養管理」をご講演いただく予定です。高齢患者の栄養管理に関して、ご参加いただいた皆様には、日々の診療現場においてすぐに役立つ内容を予定しております。
一般演題については、今回のテーマと関連した演題だけでなく、幅広い分野での演題を登録いただきますようお願いいたします。対面での熱い討論ができることを希望します。
最後に、本学術集会への格別なご支援をいただきました各企業の皆さまには、厚く御礼申し上げます。参加いただく会員の皆さまが満足いただける内容になるよう準備を進めております。是非、JR九州ホールに足をお運びください。心よりお待ちしております。