会長ごあいさつ

第39回日本喉頭科学会総会・学術講演会
会長 香取 幸夫
東北大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野
会長
 この度、第39回日本喉頭科学会総会・学術講演会を、令和9年(2027年)3月5日(金)~6日(土)の2日間にわたり、地勢的に日本の中心に位置します岐阜市の長良川国際会議場において開催させていただくことになりました。本学会・学術講演会を東北大学が担当いたしますのは、1991年に髙坂知節会長が開催して以来、36年ぶりとなります。このような貴重な機会を賜りましたことに、折舘伸彦前理事長、平野 滋理事長をはじめ日本喉頭科学会の役員ならびに会員の皆さまに深く感謝申し上げます。
 今回の学術講演会では、メインテーマを「話す、歌う、食べる、QOLを向上する喉頭科学」と掲げました。喉頭は人の生活を豊かにする機能を担う非常に重要な器官です。日本喉頭科学会の会員の方々は、音声、嚥下、頭頸部腫瘍に関わる基礎研究から臨床手技・治療法に至るまで、世界をリードする活動をしています。本年度の総会・学術講演会においても、昨年の名古屋、一昨年の福島の総会に倣い、会員の方々に多くのご発表をいただき、喉頭領域の多角的な課題について幅広く討議を行いたく存じます。
 そして本学会において、喉頭の臨床・研究に第一線で取り組んでこられた熟練の先生方から、これから喉頭領域での研鑽を深めようとする若手の先生方まで、多様なキャリアを持つ方々が一堂に会し、活発な情報交換や議論が行われる場となることを切に願っております。会場での情報交換を契機に、各地において高齢者や患者さんのQOLが向上し、健康寿命の延伸に寄与出来ましたら幸甚です。
 会場の選定において、例年同時期に行われる日本気管食道科学会の専門医大会との連続性を考慮しました。本年度は3月5日、6日に喉頭科学会を、6日午後と7日終日に気管食道科専門医大会(大会長:岐阜大学 小川武則教授)を同一会場で実施します。喉頭と気管食道という隣接する器官を対象とする学術集会の両者にご参加いただけますと尚、有難く存じます。
 会場となる長良川国際会議場は、豊かな自然と歴史に育まれた岐阜の地にございます。春の暖かい陽射しが差し込む心地よい季節の中、喉頭科学の学びを深めるとともに、会員の皆様同士の親交を温めていただける充実した学術講演会となりますよう、準備を進めてまいります。
 多くの皆様のご参加を心よりお願い申し上げます。

令和8年8月吉日

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