会長挨拶
会長 森田 哲正
鈴鹿回生病院 副院長
この度、第44回中部日本手外科学会を2027年1月30日土曜日に三重県四日市市文化会館で開催させていただくこととなりました。三重県での開催は、第5回中部日本手外科研究会で当院名誉院長である藤澤幸三先生が会長をされて以来実に39年ぶりとなりますが、私のもう一人の恩師である平田仁先生が第32回を愛知県名古屋市で開催されているため三重大学整形外科同門としては3回目となります。このような伝統のある本学会を主宰する栄誉を賜り、会員の皆様に謹んで御礼申し上げます。
新型コロナウイルスの蔓延以来WEB講演併催が増えましたが、記憶に残る学会とするにはやはり直接目の前で講演を聞き、熱く議論をするのが一番と考え、今回も現地開催のみといたしました。
今回のテーマは「未来に繋ぐ」といたしました。近年、手外科医を取り巻く環境は大きく変わってきていると感じます。長寿社会を迎えた我が国において、交通事故や労災事故は減少し、骨粗鬆症に伴う橈骨遠位端骨折、手指の変形性関節症、ばね指、手根管症候群などの疾患はますます増加傾向にあるようです。しかし我々が外傷によって培ってきた手技や知識はこれら変性疾患にも応用が可能です。また近年に導入された医療材料や器械、薬剤、サプリメントなど今後の手外科治療に有用となるものが多く報告されてきています。このような未来に繋がる医療にも注目して幅広いテーマ演題を募集し最新の知見を共有したいと考えています。ここで得た知見を基に行われる治療の普及は今後の中部地区の手外科の発展に役立つものと期待しております。
また手外科治療の成績向上にはハンドセラピィが不可欠です。今回も中部日本ハンドセラピスト研究会を併催し、お互いに議論ができる場を設けたいと考えています。
三重県は伊勢神宮をはじめ歴史的な史跡や自然がたくさんあります。また有名な遊園地やアウトレットなども近くにありますし、海の幸山の幸も豊富でご家族で楽しめるところだと思います。学会後に是非ご家族で三重県を堪能してはいかがでしょうか。
皆様と三重でお会いできることを楽しみにしております。多数の先生方のご参加を何卒、よろしくお願い申し上げます。
