会長挨拶

この度、第10回日本脊椎前方側方進入手術学会（JALAS）を2024年2月3日（土）に、WINCあいち（名古屋駅近接）で開催させて頂きます。本学会の記念すべき第10回学術集会を当大学で主催させていただけることは、大変名誉であり光栄に存じます。

本学会は、2014年に研究会として設立以来、年1回の研究会をはじめ様々なところで、脊椎前方側方進入手術に関するエビデンス蓄積に貢献し、本分野の発展に大きく寄与して参りました。2021年の第7回からは学会に発展し開催されています。

このように10年の重要な節目を迎えた本学術集会は、特別な学会テーマというより、10年の軌跡を振り返り、現在の最新の知識や技術も取り入れて、今後更に大きく発展できる内容にしたいと思います。これまで本学会を主催された歴代の会長の貴重なご講演は10年の節目として不可欠であり、さらに、本学会が大切にして参りました、脊椎・脊髄外科以外の他科専門医の最新のtopicsについてもご講演賜りたいと思います。ご参加になる先生方全てが全講演を聴講できるよう1会場での開催を予定しております。

準備におきましては、大会事務局長の中島宏彰先生をはじめ名古屋大学整形外科脊椎・脊髄班の教室員・大学同門の先生方はもちろん、同じく名古屋大学の脳神経外科脊髄・脊椎グループの西村由介先生とも力をあわせ、整形外科、脳神経外科の先生方全員のお役に立てるプログラムと運営を目指します。学会事務局長の金子慎二郎先生や学会執行幹事および幹事の先生方のご指導を仰ぎながら、皆様に有益な学術集会を準備したいと思います。

第10回開催まで約1年となりましたが、コロナ禍もようやく第8波が落ち着き、明るい兆しが見えてきています。来年の第10回大会では、是非多くの先生方に名古屋にお越しいただき、現地での講演や熱い質疑を交わしたいと願っております。先生方のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2023年2月吉日