会長挨拶

日本栄養治療学会九州支部 第15回支部学術集会

会長 加治 建

久留米大学医学部外科学講座小児外科部門

このたび、日本栄養治療学会九州支部 第15回支部学術集会の当番会長を拝命しました久留米大学医学部外科学講座小児外科部門の加治 建と申します。歴史と伝統があり、九州各地から多くの方々に参加いただく本研究会の会長を務めさせていただくことを心より感謝申し上げます。

本学術集会のテーマは「QOL向上をめざしてみんなで栄養管理を考えよう」といたしました。プログラムの内容は、一般演題に加えて、特別講演、ランチョンセミナーを企画しております。栄養治療はNSTを中心とした多職種が関わるチーム医療として、現在ではなくてはならないものになってきました。最近では、早期経腸栄養加算や管理栄養士の病棟配置をすすめるなど、今まで以上に多職種で行なうチーム医療の重要性が高まっていると考えています。これらの活動は患者様のQOLの向上に結びつくものであり、高齢化社会の日本においてはさらに重要な課題と考えております。本研究会では、講演を通した新たな学びの場として、また、各施設の工夫や成果の発表を通して、明日からの臨床の参考になるようディスカッションを深めたいと考えております。

今回は、会場を鹿児島市にあります『かごしま県民交流センター(カクイックス交流センター)』において開催させて頂きます。鹿児島は黒豚、黒牛、かつお、きびなご、薩摩揚げなどの『食』の楽しみに加えて、桜島、霧島や指宿などの温泉などの観光地もありますので、リフレッシュも兼ねてぜひ、振るってご参加ください。本会の成功するよう鋭意準備して参りますので、ご支援を賜りますよう、お願い申し上るとともに、現地でお目にかかれることを楽しみにしております。

大会事務局: 久留米大学医学部外科学講座小児外科部門 〒830-0011 福岡県久留米市旭町67番地
TEL:0942-31-7631 E-mail:jspen-kyushu2024-group@kurume-u.ac.jp