会長挨拶
会長 須田 隆文
(浜松医科大学内科学第二講座)皆様におかれましては、新型コロナも少し落ち着き、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。この度、第43回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会を2023年10月6日(金)から10月7日(土)の日程で、アクトシティ浜松(静岡県浜松市)において開催する運びとなりました。
日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会は、サルコイドーシスおよびその他の肉芽腫性疾患の研究の推進と診療の進歩を目指し、学会会員を中心に、広く全国の医育機関および第一線の臨床の場で活躍する医師、研究者などが参加する学会であります。本学会の対象とするサルコイドーシスや肉芽腫性疾患は、その病変が単一臓器に留まらず、全身性の疾患であり、したがって総会では領域を超えた多くの研究者や医師が一同に会し、活発な討議をする貴重な機会となっています。そこで今回の総会におきましては、シンポジウムでは、呼吸器領域、循環器領域などに加え、新たに全身性血管炎のシンポジウムも企画しました。また、今年度から正式に改訂が進められる「サルコイドーシス 診療の手引き 2023」の内容につきましても、実際に改訂に携わっておられる各領域の先生方からご紹介していただくシンポジウムも予定しております。また、例年通り、特別講演、教育講演に加え、若手の医師、研究者のためのYoung Investigator Award (YIA)、共催セミナーなども企画し、参加される皆様にとって有意義で実りある総会となるよう現在、鋭意準備を進めているところでございます。
第43回日本サルコイドーシス/肉芽腫性疾患学会総会はハイブリッド形式での開催を予定しておりまして、On-siteだけでなく、リモートでも参加できます。また、会終了後のオンデマンド配信も予定しております。本総会を充実した実りあるものとするためにも、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
令和5年2月吉日