会長挨拶
第62回日本小児アレルギー学会学術大会
会長 亀田 誠
(大阪はびきの医療センター 小児科)
会長 亀田 誠
(大阪はびきの医療センター 小児科)
第62回日本小児アレルギー学会学術大会を2025年10月4日(土)・5日(日)に大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で開催いたします。今回は会場の都合で例年より1か月早い10月開催となります。
今回のテーマは「広く、深く、そして高く!」と致しました。
テーマに込めた思いを説明します。
アレルギー疾患は皮膚、呼吸器、消化器など様々な臓器に発症し、重症度も軽症から重症まで様々です。複数の疾患を合併していることも多く、増悪因子も多岐にわたります。加えて成人期にまで持ち越すことが少なくないという特徴もあります。このため臨床現場では幅広い知識と対応力が求められます。
このような疾患の克服に向けて多くの研究者が日々新たな知見を見出しております。治療においても基礎研究を基盤とした抗体医薬品の開発を代表とする新たな治療方法が見いだされておりますがまだまだ検討が必要です。一方で抗原回避は未だに治療の基本であり、免疫療法も本質的な治療として認識し、その本質を見極める努力も必要でしょう。
このような治療の進歩を一人一人の患者に最善の形で提供し、QOL向上に努めることは最も大切なピースです。最近では治療方針決定のプロセスとして共有意思決定(Shared decision making)が重視されていますが、そのためにも幅広い選択肢を持つことが求められると思います。
テーマに込めた思いを説明します。
アレルギー疾患は皮膚、呼吸器、消化器など様々な臓器に発症し、重症度も軽症から重症まで様々です。複数の疾患を合併していることも多く、増悪因子も多岐にわたります。加えて成人期にまで持ち越すことが少なくないという特徴もあります。このため臨床現場では幅広い知識と対応力が求められます。
このような疾患の克服に向けて多くの研究者が日々新たな知見を見出しております。治療においても基礎研究を基盤とした抗体医薬品の開発を代表とする新たな治療方法が見いだされておりますがまだまだ検討が必要です。一方で抗原回避は未だに治療の基本であり、免疫療法も本質的な治療として認識し、その本質を見極める努力も必要でしょう。
このような治療の進歩を一人一人の患者に最善の形で提供し、QOL向上に努めることは最も大切なピースです。最近では治療方針決定のプロセスとして共有意思決定(Shared decision making)が重視されていますが、そのためにも幅広い選択肢を持つことが求められると思います。
開催形式は現地開催と後日のオンデマンド配信とさせて頂きます。ぜひ現地にお越し頂き、活発な議論をお願い致します。また開催期間は大阪国際万博の終盤と重なります。よろしければ万博にも足をお運びください。
最後に大切なお願いを1つ、宿泊施設の確保はお早めにお願いします!
最後に大切なお願いを1つ、宿泊施設の確保はお早めにお願いします!