
会長挨拶
日本栄養治療学会中部支部 第19回支部学術集会
会長 原 拓央 (厚生連高岡病院 外科) |
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日本栄養治療学会(JSPEN)中部支部 第19回支部学術集会を、2025年7月20日(日)に富山国際会議場(富山県富山市)で開催いたします。2020年に東海支部(愛知、岐阜、三重、静岡)、北陸支部(石川、富山、福井)と長野が一体となって会員数3500人を超える大きな支部となりました。しかし第14回(2020年)は中止、第15回(2021年)と福井での開催予定の第16回(2022年)はオンラインとなりました。第17回(2023年)と第18回(2024年)の名古屋のあと、今回が北陸では初めての現地開催となります。遠方からお越しいただく方が多いことを考慮し、従来の土曜日ではなく3連休の中日にあたる日曜日に実施することにいたしました。
今回のテーマは「本気の栄養治療」です。ここ数年でGLIM基準が広く周知され、エビデンスに基づいた栄養状態の評価が臨床現場で着実に根付きつつあるように思われます。しかし我々の真の目的は評価の結果をいかに治療に結びつけ、患者の健康状態を改善するかにあるはずです。比企理事長が掲げる「Medical Nutrition Therapy:MNT」が示すように、栄養治療とは経口栄養・経腸栄養・静脈栄養にとどまらず、リハビリや社会活動支援などを含む包括的な取り組みと理解しています。本学術集会では臨床に直結する実践的な議論を通じて、新しい知見やアイデアを共有できる場となるよう準備を進めて参ります。また参加者同士が交流を深め、栄養治療の進歩に寄与する契機となればと願っております。
さらに当地の魅力にもぜひ触れていただきたいと思います。先ごろNewYork TimesがList of 52 Places to Go in 2025を発表し、富山が30位でランクインしました。日本からは38位の大阪と2都市だけの選出の様です。立山連峰の雄大な絶景(メインビジュアルは富山で活躍されている写真家イナガキヤストさんの「雪の大谷」です)、豊かな山海の幸、歴史ある名勝地など、富山ならではの自然と文化はきっと皆さまを心身ともにリフレッシュしてくれることでしょう。
本学術集会の開催にあたり、数々のご支援をいただいております関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。多くの方々のご参加と演題発表を心よりお待ちしております。
今回のテーマは「本気の栄養治療」です。ここ数年でGLIM基準が広く周知され、エビデンスに基づいた栄養状態の評価が臨床現場で着実に根付きつつあるように思われます。しかし我々の真の目的は評価の結果をいかに治療に結びつけ、患者の健康状態を改善するかにあるはずです。比企理事長が掲げる「Medical Nutrition Therapy:MNT」が示すように、栄養治療とは経口栄養・経腸栄養・静脈栄養にとどまらず、リハビリや社会活動支援などを含む包括的な取り組みと理解しています。本学術集会では臨床に直結する実践的な議論を通じて、新しい知見やアイデアを共有できる場となるよう準備を進めて参ります。また参加者同士が交流を深め、栄養治療の進歩に寄与する契機となればと願っております。
さらに当地の魅力にもぜひ触れていただきたいと思います。先ごろNewYork TimesがList of 52 Places to Go in 2025を発表し、富山が30位でランクインしました。日本からは38位の大阪と2都市だけの選出の様です。立山連峰の雄大な絶景(メインビジュアルは富山で活躍されている写真家イナガキヤストさんの「雪の大谷」です)、豊かな山海の幸、歴史ある名勝地など、富山ならではの自然と文化はきっと皆さまを心身ともにリフレッシュしてくれることでしょう。
本学術集会の開催にあたり、数々のご支援をいただいております関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。多くの方々のご参加と演題発表を心よりお待ちしております。