会長挨拶
日本栄養治療学会首都圏支部 第15回支部学術集会 会長 市川 大輔 山梨大学医学部 外科学講座第1教室 |
この度、日本栄養治療学会首都圏支部 第15回支部学術集会の会長を拝命いたしました山梨大学外科学講座第1教室の市川大輔です。山梨県は、支部会の再編により2020年度より首都圏支部に属しておりますが、支部会の中でも最大規模の首都圏支部会を開催させていただくことは、私ども施設ならびに教室にとって大変名誉なことと感じております。また、開催に向けて多くのご支援を賜りました学会員の皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。
今回のテーマは、「All for one -多職種で力を合わせて-」とさせていただきました。 近年、栄養管理の重要性の認識が更に高まり、診療報酬における様々な栄養管理関連の加算が設けられるなど、多職種によるチーム医療としての栄養管理が求められております。個々の患者様に、より良い栄養療法を提供するという目標に向かって多職種が専門的知識や知恵を結集する考え方が、技術や能力の異なる各々がVictoryに向かって力を合わせるというRugbyの精神に相通じるものがあると考えまして、今回のテーマといたしました。
会期は2024年6月1日(土)とし、会場は首都圏支部の皆様が多数参加していただけるように東京都墨田区の両国駅近くのKFC Hall & Roomsで開催させていただくことにいたしました。是非、多くの方々に現地会場にお越しいただき、日常診療で感じる疑問や各施設での新たな試み等に関して意見交換や活発な議論を行っていただきたく思っております。
実りある学術集会になるよう教室員一同準備を進めてまいります。首都圏支部会員の多くの皆様からのご発表、ご参加を心からお待ちしております。