ご挨拶
第142回東海産科婦人科学会を2022年3月5日(土)~6日(日)に、岐阜市長良川国際会議場で開催させていただきます。第140回~141回とコロナ禍のためにハイブリッドまたはウエブ開催となりました。当初は現地開催のみも可能かと期待しましたが、現在の第6波の感染状況からハイブリッド開催とさせていただくことになりました。(2022年2月3日現在)
コロナ感染症と産婦人科、生殖医療の保険適応、リプロダクティブヘルス&ライツなど、産婦人科医にとって欠かせないテーマを取り上げたいと思います。ハイブリッド開催ですので、ハンズオンセミナーは実施予定です。産後出血の管理、産科超音波、内視鏡手技などを学んでいただく企画を立てました。
私たちは2年間のコロナ禍の中で、それまでとは全く異なる社会環境下で産婦人科医療を進めてきました。ただそれぞれの施設で妊娠分娩を取り扱い、手術に取り組むことは全く同じでした。Zoomなどのウエブ環境にも慣れ、わざわざ学会会場に行かなくても聴講でき繰り返し聴けるなどのメリットがあることを知りました。一方、コロナ前までは全国の各地で様々な学会が開催されそこで講演を聞き演題発表して議論し、その知見を日常臨床や研究に生かす努力を重ねてきました。そこでは参加者同士で議論できる環境がありました。また学会が行われている普段いけない場所を訪れることができる楽しみもありました。
この度は、両者のメリット・デメリットを踏まえて、未来の東海産婦人科学会を考えるきっかけになればと思います。
この度は、両者のメリット・デメリットを踏まえて、未来の東海産婦人科学会を考えるきっかけになればと思います。
皆さんのご参加をお待ちしています。
第142回東海産科婦人科学会
会長 森重 健一郎
(岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学分野)
会長 森重 健一郎
(岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学分野)