年次会長ご挨拶
Summer Forum for Practical Spinal Surgery 2025
年次会長 河村 直洋
(日本赤十字社医療センター 脊椎整形外科)
この度、第18回Summer Forum for Practical Spinal Surgery(SFPSS)を2025年8月9日(土)にシェーンバッハ・サボー(東京都 砂防会館)で開催させていただくことになりました。
2008年に水野順一先生によって立ち上げられ、今日まで発展を遂げてきたこの研究会を担当させていただくことを大変光栄に存じます。
2008年に水野順一先生によって立ち上げられ、今日まで発展を遂げてきたこの研究会を担当させていただくことを大変光栄に存じます。
脊椎・脊髄に関する学会は、手術手技の発展や多様化とともに増えてきましたが、発表の敷居の高さを感じたり、学会の独自色の薄れを感じることもあるのではないでしょうか。2025年からは学会の合同開催や、統合への動きも見られるようになりました。
一方で、地域で開かれる症例検討会で臨床経験を共有したり交流する機会は、いつの間にかすっかり減ってしまいました。
学会や講演会がWEB開催されるようになり、コロナ禍を境にして学会に対するフィーリングやスタンスが以前とは異なり後ろ向きになってしまった先生も少なくないように思います。
このような中でもSFPSSでは、症例数や統計解析などにはこだわらず、たとえN=1でも、その経験から得られる発見や知見をみんなで和気あいあいと学びあう風土が醸成されてきました。
一方で、地域で開かれる症例検討会で臨床経験を共有したり交流する機会は、いつの間にかすっかり減ってしまいました。
学会や講演会がWEB開催されるようになり、コロナ禍を境にして学会に対するフィーリングやスタンスが以前とは異なり後ろ向きになってしまった先生も少なくないように思います。
このような中でもSFPSSでは、症例数や統計解析などにはこだわらず、たとえN=1でも、その経験から得られる発見や知見をみんなで和気あいあいと学びあう風土が醸成されてきました。
今回のテーマは『レジリエントな脊椎外科医に』としました。聞きなれない言葉かもしれませんが、“resilience”は「回復力」や「しなやかさ」を意味する言葉です。レジリエントな人物は、困難な問題や危機的な状況などに遭遇しても、すぐに立ち直ることができるということで、spine surgeonにとって“resilience”は必要不可欠な要素と考えられます。
2025年SFPSSでもフランクな雰囲気の中で皆様の貴重なご経験や知見を披露していただき、既にレジリエントな先輩や仲間に教わることで、参加者がよりレジリエントに成長できるような、有益なひと時を楽しんでいただけることを期待しております。
2025年SFPSSでもフランクな雰囲気の中で皆様の貴重なご経験や知見を披露していただき、既にレジリエントな先輩や仲間に教わることで、参加者がよりレジリエントに成長できるような、有益なひと時を楽しんでいただけることを期待しております。
会場は国政の中心地永田町から至近の位置にあり、いくつかの政治ドラマがくりひろげられた歴史的な場所でもあります。
2024年は130名を超える参加者により盛会となりましたが、今回もさらに多くの皆様に参加していいただけることを心より楽しみにしております。
2024年は130名を超える参加者により盛会となりましたが、今回もさらに多くの皆様に参加していいただけることを心より楽しみにしております。