プログラム

特別講演

12月10日(金)9:00~10:00

特別講演1「Mechanisms underlying pathological skin pain」

座長:富永 真琴(生理学研究所 細胞生理研究部門)
演者:Dr. Michael Caterina(Solomon H. Snyder Professor, Professor of Neurosurgery, Johns Hopkins University, USA)

12月11日(土)10:40~11:40

特別講演2「Roles of Wnt signaling in physical dependence on morphine in mice」

座長:加藤 総夫(東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター)
演者:Dr. Xue-jun Song(Professor of Neurobiology and Medicine, Chair, Department of Medical Neuroscience, Director, SUSTech Center for Pain Medicine, Chair, Department of Perioperative Medicine, School of Medicine, Southern University of Science and Technology (SUSTech), Shenzhen, China)

12月11日(土)13:00~14:00

特別講演3「The role of Anoctamin 1 in pain and itch」

座長:富永 真琴(生理学研究所 細胞生理研究部門)
演者:Dr. Uhtaek Oh(Institute Director of Brain Science Institute, Korea Institutes of Science & Technology, Professor of Department of Molecular Medicine and Biopharmaceutical Sciences, Graduate School of Convergence Science and Technology, Korea)

招待講演

12月10日(金)13:30~14:30

招待講演1「口腔顔面に発症する異所性異常疼痛に対する非神経細胞の役割」

座長:飯田 宏樹(岐阜大学大学院医学系研究科麻酔科・疼痛医学分野)
演者:岩田 幸一(日本大学 歯学部 生理学講座)

12月10日(金)14:40~15:40

招待講演2「運動器慢性疼痛治療の現状と未来」

座長:橘 俊哉(兵庫医科大学 整形外科)
演者:山下 敏彦(札幌医科大学 医学部 整形外科)

シンポジウム

12月10日(金)10:10~12:10

シンポジウム1「神経科学・生物化学的視点からみた運動器疼痛疾患のメカニズムと今後の課題」

座長:牛田 享宏(愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター)

「しびれ・痛みを伴う運動器疾患:腰痛を中心とした知見」

演者:折田 純久(千葉大学 フロンティア医工学センター/
千葉大学大学院 医学研究院 整形外科学)

「炎症性関節炎に対する痛み治療戦略」

演者:池本 竜則(愛知医科大学 整形外科学)

「変形性膝関節症の疼痛メカニズム」

演者:阿漕 孝治(高知大学 医学部 整形外科)

「線維筋痛症は特異な疾患なのか?脳機能画像・ガイドラインから考察する」

演者:三木 健司(大阪行岡医療大学 医療学部/
早石病院 整形外科・疼痛医療センター/行岡病院 リウマチ科)

12月10日(金)15:50~17:50

シンポジウム2「賦活時と安静時の両面から探る痛みの脳内機構」

座長:倉田 二郎(東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座)

中江 文(大阪大学 大学院生命機能研究科 特別研究推進講座/
脳情報通信融合研究センター/PaMeLa株式会社)

「瞬目反射を用いたConditioned Pain Modulation (CPM) の検討」

演者:絹川 友章(名古屋大学 大学院医学系研究科 麻酔・蘇生医学講座)

「オフセット鎮痛とマルチモダールMRIで慢性痛の脳内メカニズムに迫る」

演者:神藤 慧玲(東京慈恵会医科大学 大学院 麻酔科学・侵襲防御医学)

「Resting-state fMRI, ケタミン, 術中fMRI」

演者:大城 宜哲(神戸大学大学院医学研究科 外科系講座 麻酔科学分野)

「脳イメージングからみる腰痛~磁気共鳴スペクトロスコピー(MRS)〜」

演者:関口 美穂(福島県立医科大学 医学部 整形外科学講座)

「実験的痛み刺激による脳波変化~痛みの客観的評価法の開発を目指して~」

演者:中江 文(大阪大学 大学院生命機能研究科 特別研究推進講座/
脳情報通信融合研究センター/PaMeLa株式会社)

12月10日(金)10:10~12:10

シンポジウム3「痛みのゲノムおよびエピゲノム解析の新潮流」

座長:成田 年(星薬科大学 薬理学研究室/
国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野)

「術後痛のゲノム解析を踏まえた神経障害性疼痛のゲノム解析への展開」

演者:池田 和隆((公財)東京都医学総合研究所 精神行動医学研究分野 依存性物質プロジェクト)

「細胞外非コードRNAの疼痛疾患治療への応用可能性」

演者:坂井 敦(日本医科大学 薬理学分野)

「遺伝子多型研究から実現する緩和ケア診療最適化」

演者:住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター)

「痛みの遷延化を誘導する“痛み細胞記憶”とエピゲノム変容解析」

演者:成田 年(星薬科大学 薬理学研究室/
国立がん研究センター研究所 がん患者病態生理研究分野)

12月10日(金)13:30~14:30

シンポジウム4「がん・緩和医療における神経可塑性・オピオイド受容体」

座長:住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部)

「がんと神経リプログラミング」

演者:高橋 秀聡(横浜市立大学 医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科)

「タキサン系抗がん剤誘発末梢神経障害の新展開 −シュワン細胞に着目した新規治療戦略提言に向けたトランスレーショナルリサーチの推進」

演者:今井 哲司(京都大学医学部附属病院 薬剤部)

「ビッグデータから考えるがん患者とオピオイド鎮痛薬・オピオイド受容体との関連」

演者:阿部 博昭(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部)

12月10日(金)15:10~16:40

シンポジウム5「口腔顔面痛の基礎・臨床研究の現状」

座長:篠田 雅路(日本大学歯学部 生理学講座)
岡田 明子(日本大学歯学部 口腔診断学講座)

「口腔顔面領域の筋膜痛と神経障害性疼痛に関する臨床研究」

演者:福田 謙一(東京歯科大学 口腔健康科学講座)

「咀嚼筋痛およびアロディニア実験モデルを用いた口腔機能評価」

演者:島田 明子(長崎大学 生命医科学域(歯学系)歯科補綴学分野)

「口内炎疼痛に対する天然成分の鎮痛作用」

演者:人見 涼露(日本大学歯学部 生理学講座)

「口腔粘膜の慢性の痛みとTRPV1チャネル」

演者:城戸 瑞穂(佐賀大学 医学部 生体構造機能学講座組織・神経解剖学分野)

12月10日(金)13:30~15:30

シンポジウム6「痛みに対する鍼治療の効果とその作用機序」

座長:山口 智(埼玉医科大学 東洋医学科)
三村 直巳(東京医療専門学校)

「鍼の生理学的機序―体性―自律神経反射の視点から」

演者:内田 さえ(東京都健康長寿医療センター研究所 自律神経機能研究室)

「薬物に効果の認められない線維筋痛症患者に対する鍼治療の試み」

演者:伊藤 和憲(明治国際医療大学 鍼灸学部 鍼灸学科)

「腰部脊柱管狭窄症の間欠跛行に対する鍼灸治療の効果」

演者:粕谷 大智(東京大学医学部附属病院 リハビリテーション部 鍼灸部門)

「慢性頭痛に対する鍼治療の効果とその作用機序」

演者:久保 亜抄子(埼玉医科大学 東洋医学科/日本大学 歯学部 生理学講座)

共催:全日本鍼灸学会

12月11日(土)8:30~10:30

シンポジウム7「痛みに対する漢方の果たす役割」

座長:山口 智(埼玉医科大学 東洋医学科)
寺澤 佳洋(口之津病院 内科・総合診療内科)

「痛みに対する漢方処方の基本」

演者:佐藤 寿一(名古屋大学医学部附属病院 総合診療科)

「神経障害性疼痛に対するブシの有用性」

演者:牧野 利明(名古屋市立大学 大学院薬学研究科 生薬学分野)

「難治性頭痛に対する漢方治療」

演者:光藤 尚(埼玉医科大学 脳神経内科)

「慢性疼痛に対する漢方治療-現代医療における位置づけと役割」

演者:中西 美保(滋賀医科大学 麻酔学講座/
滋賀医科大学医学部附属病院 ペインクリニック科 学際的痛み治療センター)

共催:日本東洋医学会

12月11日(土)14:10~16:10

シンポジウム8「How plastic is pain?
-nociplastic painの概念を支える基礎・臨床エビデンス」

座長:加藤 総夫(東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター/
東京慈恵会医科大学 神経科学研究部)

住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター)

「痛覚変調性疼痛nociplastic painの概念と実体」

演者:加藤 総夫(東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター/
東京慈恵会医科大学 神経科学研究部)

「異所痛を生み出す脳内神経回路改編メカニズム」

演者:宮田 麻理子(東京女子医科大学 医学部 生理学講座 神経生理学分野)

「Nociplasticな病態から考えるCRPS」

演者:住谷 昌彦(東京大学医学部附属病院 緩和ケア診療部/麻酔科・痛みセンター)

「口腔灼熱痛症候群における疼痛調節機能障害」

演者:今村 佳樹(日本大学 歯学部 口腔診断学講座)

「広汎性痛覚過敏を生み出す扁桃体可塑的変化」

演者:高橋 由香里(東京慈恵会医科大学 痛み脳科学センター/神経科学研究部)

12月11日(土)16:20~18:20

シンポジウム9「グリア細胞から痛みの慢性化を考える」

座長:津田 誠(九州大学 大学院薬学研究院 薬理学分野)
古屋敷 智之(神戸大学大学院・医学研究科・薬理学分野)

「ミクログリアと慢性疼痛:新しい調節機構」

演者:津田 誠(九州大学 大学院薬学研究院 薬理学分野)

「脳実質ミクログリアと脳境界マクロファージ」

演者:増田 隆博(九州大学 大学院薬学研究院 薬理学分野)

「ストレスとミクログリア」

演者:古屋敷 智之(神戸大学 医学研究科 薬理学分野)

「一次体性感覚野アストロサイトによるシナプス再編と神経障害性疼痛」

演者:小泉 修一(山梨大学 大学院総合研究部医学域 薬理学講座/GLIAセンター)

12月11日(土)8:30~10:00

シンポジウム10「慢性疼痛に対するオピオイド治療を再考する」

座長:山口 重樹(獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座)

「慢性疼痛に対するオピオイド鎮痛薬:ガイドラインを遵守するために」

演者:木村 嘉之(獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座)

「慢性疼痛の精神医学的診断と集学的治療 ―オピオイド適応を再考する」

演者:西原 真理(愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター)

「慢性疼痛に対するオピオイド治療の課題~依存症臨床の視点から~」

演者:成瀬 暢也(埼玉県立精神医療センター)

12月11日(土)10:10~11:40

シンポジウム11「慢性疼痛に対する運動療法の挑戦」

座長:仙波 恵美子(大阪行岡医療大学 医療学部 理学療法学科/
和歌山県立医科大学 医学部リハビリテーション医学)

松原 貴子(神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 理学療法学科)

「運動と脳:慢性痛の克服に向けて」

演者:仙波 恵美子(大阪行岡医療大学 医療学部 理学療法学科/
和歌山県立医科大学 医学部リハビリテーション医学)

「変形膝関節症における運動刺激の効果」

演者:小川 寛恭(大垣徳洲会病院 整形外科/関節疾患・人工関節センター)

「有痛性顎関節症に対する運動療法の現状とこれから」

演者:島田 明子(長崎大学 生命医科学域(歯学系) 歯科補綴学分野)

「ニューロリハビリテーションの挑戦」

演者:大住 倫弘(畿央大学 大学院健康科学研究科)

12月11日(土)14:10~16:10

シンポジウム12「痛み研究に関する電気生理学的実験手技」

座長:古江 秀昌(兵庫医科大学 生理学 神経生理学)

「Whole-mount DRG・TG標本を用いた疼痛へのアプローチ法」

演者:神田 浩里(兵庫医療大学 薬学部)

「脊髄後角in vivo標本からの電気生理学的記録~臨床医の視点からの痛みメカニズムへのアプローチ~」

演者:倉部 美起(新潟大学大学院 医歯学総合研究科 麻酔科学分野)

「光・薬理遺伝学的手法とin vivoパッチクランプ法を組み合わせた疼痛発現およびその調節機構の解析」

演者:古江 秀昌(兵庫医科大学 神経生理学)

「電気生理学的実験手技を用いた腕傍核-扁桃体シナプス伝達の可塑的変化機構の解明」

演者:杉村 弥恵(東京慈恵会医科大学 神経科学研究部)

12月11日(土)9:40~11:40

シンポジウム13「痛み・痒み伝達に関わる神経ポピュレーションとその機能(後根神経節細胞と脊髄後角細胞のマーカーとその利用)」

座長:八坂 敏一(新潟医療福祉大学 健康栄養学科)
岩垣 伸(大日本住友製薬 薬理学ユニット)

「Neuronal circuits for pain and itch in the spinal dorsal horn」

演者:Andrew J Todd(University of Glasgow, UK)

「脊髄投射ニューロンにおける皮膚感覚の情報はどのようにコードされているか?」

演者:蜂須賀 淳一(グラスゴー大学 神経科学心理学研究所, UK)

「脊髄における触覚刺激による痒みの抑制」

演者:穐山 祐(マイアミ大学ミラー医学部皮膚科, USA)

「Transmitters, Cells, and Circuits and for spinal cord itch」

演者:Mark A Hoon(National Institutes of Health, USA)

共催セミナー

12月10日(金)12:20~13:20

ランチョンセミナー1「慢性疼痛診療の中の頭痛症の位置づけ」

座長:牛田 享宏(愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター)
演者:井関 雅子(順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック講座/
順天堂大学大学院医学研究科疼痛制御学)

共催:日本イーライリリー株式会社

12月10日(金)12:20~13:20

ランチョンセミナー2「慢性疼痛の分類と診断 K-S要因について、慢性疼痛診療におけるK-S要因ツールの活用」

座長:矢吹 省司(福島県立医科大学 疼痛医学講座)
演者:西原 真理(愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター)
鉄永 倫子(岡山大学病院 運動器疼痛センター)

共催:日本臓器製薬株式会社/愛知医科大学医学部疼痛データマネジメント寄附講座

12月11日(土)11:50~12:50

ランチョンセミナー3「疼痛学EBMから見るオピオイド鎮痛薬の現状と対策」

座長:川真田 樹人(信州大学医学部 麻酔蘇生学教室)
演者:金井 昭文(北里大学医学部 新世紀医療開発センター 疼痛学)

共催:塩野義製薬株式会社

12月11日(土)11:50~12:50

ランチョンセミナー4「神経障害性疼痛の薬物療法の過去、現在、未来」

座長:井関 雅子(順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック講座)
演者:山口 重樹(獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座)

共催:第一三共株式会社

12月10日(金)16:50~17:50

IASP-JASP Pfizer Grant 共同企画
「がん疼痛緩和ガイドラインから紐解くオピオイド鎮痛薬の使い方 最新のガイドラインからみる非がん性慢性疼痛に対するオピオイド鎮痛薬の位置づけ」

座長:井関 雅子(順天堂大学医学部 麻酔科学・ペインクリニック講座/
順天堂大学大学院医学研究科疼痛制御学)

山口 重樹(獨協医科大学 医学部 麻酔科学講座)

演者:大坂 巌(社会医療法人石川記念会HITO病院 緩和ケア内科)
上野 博司(京都府立医科大学 麻酔科学教室)

共催:井関雅子先生ファイザー奨学金

12月10日(金) 9:00~10:00

厚生労働省 令和3年度 慢性疼痛診療体制構築モデル事業 慢性疼痛診療研修会
「漢方処方におけるキーワード」

座長:福井 聖先生(滋賀医科大学 麻酔学講座)
演者:新井 健一先生(愛知医科大学病院 疼痛緩和外科・いたみセンター)

共催:厚生労働省 慢性疼痛診療システム普及・
人材養成モデル事業―東海・北陸ブロックー

運営事務局:株式会社 オフィス・テイクワン 〒451-0075 名古屋市西区康生通2-26 TEL:052-508-8510 FAX:052-508-8540 E-mail:jasp2021@cs-oto.com