大会会長挨拶
このたび、日本認知・行動療法学会第51回大会を、2025年8月22日(金)~24日(日)の3日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)を会場として開催させていただくことになりました。
本学会の大会が大阪で開催されますのは、私も準備委員を務めました1995年の第21回大会以来、実に30年ぶりとなります。50周年の記念大会の次の、まさに新たな一歩となる大会でもあり、関係者一同、力を合わせて準備に臨んで参りたいと存じます。
第51回大会では、教育、学校、子どもを主軸に据えたプログラムを予定しております。認知行動療法がこうした領域に多大な貢献を果たしてきたことは周知のとおりではありますが、今一度、ここであらためて焦点を当て、教育、学校、子どもに関する認知行動療法のプレゼンスを共有したいと考えております。また、大阪を含む関西は、本学会が発足する前後より今日に至るまで、行動療法や認知行動療法が盛んなところでございます。その関西の認知行動療法の底力をお披露目できる場にもなればと、ひそかに祈念しております。もちろん、全国から参加される会員のみなさまや、認知行動療法に関心をお持ちの多くの非会員のみなさまの、活発な情報交換の機会になるよう準備を進めております。
会場の大阪国際会議場からは、ミナミやキタなど、大阪のにぎやかなところにすぐに移動できます。京都や奈良にも1時間ほどで着きます。大会が開かれる頃は、大阪・関西万博の開催期間中でもあります。夏の甲子園(高校野球)も開催中かもしれません。本大会のついでにお出かけするところに不足はございません。
他方で、本大会開催期間中は、上記の行事に加え、夏休みの週末にあたるため、宿泊施設が不足する恐れがございます。宿泊先のご手配は各自お早めにお願いいたします。
多くのみなさまのご参加をスタッフ一同心よりお待ちしています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
大会会長 大河内 浩人(大阪教育大学)